無名関数
無名関数なるものについて紹介する。
まずは変数 = 関数という形が取れるという話から。つまり以下のように書けるよということから始めたい。
let result = function sigma(n){ let sum = 0; for (let i = 1; i <= n ; i++){ sum = sum + i; } return sum; }
この関数を参照するときはresult(10)のように書く。変数なのに関数になったのがなんとも変な感じだが、便利だ。
ここで、sigmaは関数の処理中には出てこないことに気がつく。そう、これは省略することができる。つまり、
let result = function(n){ // sigmaを省略した let sum = 0; for (let i = 1; i <= n ; i++){ sum = sum + i; } return sum; }
と書いてもよいのだ。もうお分かりだろう。変数 = function(引数)の形で書いているのが無名関数だ。これで一つ、命名に頭を悩ませることから解放されたのであった。